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牡蠣のオイル漬け簡単レシピ|生産者が教えるおいしい食べ方とアレンジ法

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牡蠣のオイル漬け簡単レシピ|生産者が教えるおいしい食べ方とアレンジ法

牡蠣のオイル漬け簡単レシピ|生産者が教えるおいしい食べ方とアレンジ法

2026/09/09

牡蠣のオイル漬けを作ってみたいけれど、身が縮んだり生臭くなったりしないか気になる方も多いのではないでしょうか。

レシピを調べても、炒める調理法のものやオイスターソースを使うものなどさまざまありば、どれを試せばよいか迷ってしまいますよね。

この記事では、兵庫県赤穂市の坂越湾で牡蠣を養殖する光栄水産が、私たちが実際に作っている牡蠣のオイル漬けの簡単レシピを紹介します。

 

【この記事でわかること】

  • 牡蠣のオイル漬けは炒めずに、オイルへ浸して弱火で煮るだけで作れる
  • 下ごしらえに大根おろしを使うと、身を崩さずに汚れとぬめりが落ちる
  • 保存はオイルに浸しきって冷蔵。手作りなので早めに食べきる
  • そのままおつまみにするほか、パスタや炊き込みご飯にもアレンジできる

 

 

この記事を書いた人|光栄水産(兵庫県赤穂市坂越)

 

1994年の創業以来、坂越湾で牡蠣の養殖・加工・販売を自社一貫で手がけています。

 

国と県から生食用海域として認められた清浄な海で育てた1年牡蠣を、紫外線滅菌海水で24時間浄化してから産地直送でお届けしています。

作る時間がないときは、坂越の牡蠣で仕込んだかきのオリーブオイル煮もありますので、ご活用ください。

 

牡蠣のオイル漬けの材料と下準備

材料はシンプルで、下準備さえ丁寧にすれば失敗しません。

 

材料と調味料をそろえる

牡蠣のオイル漬けに必要なのは、牡蠣とオリーブオイル、あとは塩・鷹の爪・レモンだけです。

材料

分量(牡蠣20粒分)

牡蠣(むき身)

約20粒

オリーブオイル

牡蠣が浸かるくらいの量

塩(味付け用)

小さじ1/2

塩(下ごしらえ用)

適量(分量外)

鷹の爪

適量

レモン汁

1/4カット分

 

牡蠣は生食用でも加熱用でも作れます。ただし味を決めるのは、調味料よりも牡蠣そのものです。

オイルに漬ける料理は、素材のごまかしが効きません。

牡蠣を選ぶときは、生食用・加熱用の表示、採取水域や原産地、消費期限、保存方法、加工者などの表示を確認しましょう。 

せっかく仕込むなら、信頼できる生産者のむき身生牡蠣を産地直送で取り寄せるのがおすすめです。

光栄水産では、生食用水域に認定される清浄な海域・坂越湾で育てた1年牡蠣を、水揚げから浄化・選別・発送まで自社で管理して新鮮な状態でお届けしています。

オイスターソースや醤油を使うレシピもありますが、今回はシンプルに牡蠣の味を堪能できる、塩とレモンだけのレシピを紹介します。

 

大根おろしでやさしく洗う

牡蠣の汚れとぬめりは、大根おろしで揉み洗いすると落とせます。

ぬめりや汚れは、そのままにすると臭みのもとになります。とくにオイル漬けは、匂いがオイルにも移ってしまう料理。下ごしらえの丁寧さが、そのまま仕上がりに出ます。

強く洗うと身が崩れてしまうので、なでるように扱ってください。

 

塩をふって身を締める

大根おろしで洗ったあとに塩をふって数分置くと、身がきゅっと締まって煮崩れを防げます。

牡蠣はやわらかく、火を入れると形が崩れやすい食材です。先に軽く塩をあてておくと余分な水分が抜け、加熱したあとも身がしっかり残ります。

その後、キッチンペーパーで水気を拭き取ってください。

 

牡蠣のオイル漬け簡単レシピの作り方

工程は4つだけ。火にかけるのは合計10分で、あとは冷蔵庫に入れておくだけです。

工程

内容

時間

1

洗って塩をふり、水気をふき取る

約10分

2

オイルに浸して弱火で煮る

5分

3

鷹の爪を加えて煮て、レモンを絞る

5分

4

冷まして冷蔵庫で寝かせる

10時間

オイルに浸して弱火で煮る

牡蠣は炒めずに、オイルへ浸したまま弱火で5分煮ます。

多くのレシピはフライパンで炒めて水分を飛ばしますが、オイルの中でゆっくり火を入れると、ふっくらとした食感が残ります。

低温のオイルでじっくり火を通すこの作り方は、コンフィと同じ手法です。

手順は次のとおりです。

  • ホーロー鍋など加熱できる容器に、水気を拭いた牡蠣を並べる
  • 牡蠣がかぶるくらいまでオリーブオイルを注ぐ
  • 弱火にかけて5分ほど加熱する
  • 軽く煮立ったら塩を全体にふる
  • そっと裏返し、再度均等に塩を振る

ここでいちばん大事なのは弱火を守ることです。

火が強いと身が縮み、水分や旨みが逃げてしまいます。裏返すときは、崩れないようやさしく動かしてください。

 

鷹の爪とレモンで仕上げる

鷹の爪を加えてさらに5分煮たら、レモンを絞って火を止めます。

鷹の爪は辛みを足すだけでなく、味を引き締めてくれます。刻んで入れると全体になじみ、輪切りのまま使えば辛みは控えめ。好みで量を調整しましょう。

仕上げの手順は次の3つ。

  • 刻んだ鷹の爪を加える
  • 弱火のまま5分ほど煮詰める
  • 火を止める直前にレモンを絞る

レモンは火を止める直前に加えてください。早く入れると香りが飛んでしまいます。辛いものが苦手な方は、鷹の爪を抜いても問題ありません。

 

冷蔵庫で10時間寝かせる

火を止めたら粗熱を取り、冷蔵庫で10時間ほど寝かせます。

できたてより、時間をおくほど味はなじんで深みが増していくので、食べきるまでの変化も楽しめます。

寝かせるときのポイントは次のとおり。

  • 粗熱が取れてから冷蔵庫に入れる
  • 牡蠣がオイルから顔を出さないようにする
  • 密閉できる容器に移す

加熱後は室温に長時間放置せず、粗熱を手早く取って冷蔵します。

大量に作った場合は浅い容器や小さな容器に分けると冷めやすくなります。遅くとも調理後2時間以内を目安に冷蔵してください。

 

牡蠣のオイル漬けの日持ちと保存のコツ

オイル漬けを日持ちさせるには、容器の準備から保存中の扱いまで気をつける点があります。

 

保存容器を煮沸消毒する

保存する容器は、使う前に煮沸消毒しておきます。保存容器からの二次汚染を減らすため、清潔な耐熱容器を用意します。

煮沸消毒の手順は次のとおり。

  1. 鍋にガラス容器を入れる
  2. 容器が浸かるくらいの水を入れる
  3. 容器ごと加熱する
  4. 沸騰してから5〜10分煮沸する
  5. トングで取り出す
  6. 清潔なふきんの上で口を下にして乾かす

ガラス容器は急な温度変化で割れることがあるため、水から入れて一緒に加熱すると安心です。

 

牡蠣をオイルに浸しきる

牡蠣がオイルから顔を出していると、露出した部分が乾いたり酸化したりしがちです。

保存するときの確認点は次の3つ。

  • 牡蠣が完全にオイルへ浸っているか
  • 容器の口までオイルが足りているか
  • ふたがしっかり閉まるか

オイルが足りないときは、追加でオイルを注いで牡蠣を沈めます。食べ進めて牡蠣が顔を出してきたら、そのつどオイルを足しておきましょう。

ただし、牡蠣をオイルに浸すのは、主に乾燥や空気との接触を抑えて品質を保つためです。

オイルに浸すだけで食品が安全に長期保存できるわけではありません。必ず冷蔵し、家庭で作ったものは早めに食べきってください。

 

冷蔵で保存して早めに食べきる

保存は必ず冷蔵庫で。手作りである以上は、早めに食べきってください。

保存できる期間は、容器の清潔さ・牡蠣がオイルに浸っているか・冷蔵庫の温度・開閉の頻度などによって変わります。

市販品と違って保存料が入らないため、日数だけを目安にするのは避けたほうが安全です。

なお冷蔵庫に入れるとオリーブオイルが白く固まりますが、これは低温によるもの。品質の問題ではなく、常温に少し置けば元に戻ります。

次のような状態になっていたり、保存状態や保存期間に不安がある場合は、食べずに処分しましょう。

  • 酸っぱいにおいや異臭がする
  • 牡蠣の表面がぬるつく
  • 糸を引く

取り分ける際は毎回清潔な箸やスプーンを使い、容器を長時間室温に出したままにしないでください。

 

 

牡蠣のオイル漬けのおいしい食べ方

作ったオイル漬けは、そのままでも薬味を足しても楽しめます。

 

そのままおつまみにする

牡蠣のオイル漬けは、冷蔵庫から出してそのまま食べられます。

寝かせてオイルがなじんでいるので、皿に取り分けるだけで一品になります。

作り置きしておけば、急な晩酌や来客のときにもすぐ出せる常備菜です。

合わせ方の例は次のとおり。

  • 白ワインやスパークリングワインと合わせる
  • 日本酒の冷やと合わせる
  • クラッカーやバゲットにのせる

冷蔵庫から出してすぐより、少し室温に戻したほうが香りが立ちます。オイルが白く固まっているときは、5分ほど置いてから食べましょう。小皿に盛って漬けオイルを少しかけると、見た目もきれいに仕上がります。

牡蠣と合うお酒については下記記事でも紹介しているため、あわせて参考にしてください。

https://koeisuisan1994.jp/blog/detail/20250412/

 

レモンや薬味をちょい足しする

味に変化をつけたいときは、薬味をひと足しするだけで印象が変わります。

塩とレモンだけのシンプルな味つけなので、あとから足す薬味がよくなじみます。途中で味を変えれば、最後まで飽きずに食べきれるはずです。

薬味

味の変化

追加のレモン

さっぱりとした後味

刻んだ大葉

和風の香り

黒こしょう

ぴりっとした刺激

すりおろしにんにく

濃厚なコク

入れすぎると牡蠣の風味が隠れるので、少量から試してください。

薬味は食べる直前に加えると香りが立ちます。同じオイル漬けでも、薬味しだいで和風にも洋風にもなります。

 

残ったオイルを使い切る

牡蠣を食べ終えたあとのオイルは、捨てずに使い切れます。

牡蠣の旨みが移ったオイルは、それだけで調味料になります。

坂越湾で育つクセのない1年牡蠣で作ると、オイルに移る風味にも雑味がありません。

牡蠣にクセがあると匂いがオイルに残るので、オイルまでおいしく食べられるかは使った牡蠣によるところが大きいです。

残ったオイルの使い道は次のとおり。

  • バゲットにつける
  • 野菜炒めの油として使う
  • ゆでたじゃがいもにかける
  • ドレッシングのベースにする

使い切るまでは冷蔵庫で保存し、牡蠣と同じように早めに使いましょう。

牡蠣がなくなったら、小さめの容器に移し替えると注ぎやすくなります。

 

牡蠣のオイル漬けの簡単アレンジレシピ

手作りのオイル漬けでも市販の缶詰でも、料理の具材として使えます。

 

オイル漬けパスタに使う

オイル漬けは、牡蠣とオイルをまとめてパスタに使えます。

漬けオイルには牡蠣の旨みと鷹の爪の辛みが移っているため、追加の調味料がほとんど要りません。ゆで汁を少し加えて混ぜれば、それだけでソースになります。

作り方の流れは次のとおり。

  • パスタをゆではじめる
  • フライパンに漬けオイルを大さじ2ほど入れて温める
  • 牡蠣を加えてさっと温める
  • ゆで汁とゆで上がったパスタを加えて和える

牡蠣は火が入りすぎると硬くなるので、最後に加える程度にとどめましょう。仕上げに大葉や刻みのりを散らすと和風になります。

牡蠣を使ったパスタは、牡蠣のオリーブオイルパスタの作り方でも紹介しています。

 

アヒージョ風に温める

小鍋に移して弱火にかければ、アヒージョ風の一品になります。

スキレットを使えば、器に移さず食卓へ出せます。また、バゲットを添えれば、オイルまで残さず食べられるためおすすめです。

温めるときのポイントは次の3つ。

  • 弱火でゆっくり温める
  • 煮立たせない
  • 好みでにんにく・マッシュルーム・エビを足す

火を強くすると牡蠣が縮むので、温める程度で止めてください。

缶詰のオイル漬けなら、あけて温めるだけで完成です。

坂越の牡蠣で仕込んだ牡蠣のアヒージョの缶詰もあります。缶詰の食べ方は牡蠣の缶詰はそのまま食べられる?にまとめていますので、あわせてご覧ください。

 

炊き込みご飯に入れる

炊き上がったご飯に混ぜるだけで、炊き込みご飯風になります。

牡蠣を一緒に炊くと火が入りすぎて硬くなるため、あとから混ぜるのがコツです。漬けオイルも加えると、ご飯全体に牡蠣の香りが行き渡ります。

手順は次のとおり。

  • ご飯を普通に炊く
  • 炊き上がったら牡蠣と漬けオイルを加える
  • しょうゆを少量たらして混ぜる
  • 刻んだ三つ葉や大葉を散らす

牡蠣は炊飯器で加熱せず、混ぜるだけにとどめてください。一緒に炊くと身が縮み、ふっくらした食感が失われてしまいます。

 

牡蠣のオイル漬けに関するよくある質問

 

Q1:冷凍牡蠣でも牡蠣のオイル漬けは作れますか?

冷凍のむき牡蠣でも作れます。

冷凍のまま火にかけると水分が出てオイルがはねるため、冷蔵庫で解凍してから使ってください。

解凍後はキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取り、あとは生の牡蠣と同じ手順で進めます。

解凍時に出たドリップは必ず拭き取りましょう。生臭さの原因になります。

 

Q2:牡蠣は生食用と加熱用のどちらを使えばいいですか?

どちらでも作れます。

オイル漬けは火を入れる料理なので、加熱用の牡蠣でも問題ありません。

生食用かきは、基準を満たす海域で採取された牡蠣、または規定に沿って浄化した牡蠣です。加熱して食べる場合も、そのまま使えます。

手に入るほうを選んで大丈夫です。なお光栄水産で扱っている牡蠣は、すべて生食用です。

 

Q3:オイスターソースなしでも作れますか?

オイスターソースを使わなくても作れます。

牡蠣そのものから旨みが出るため、塩とレモンだけで味は決まります。オイスターソースを加えると味に厚みは出ますが、そのぶん牡蠣本来の風味は隠れがちです。

素材の味を楽しみたい場合は、調味料を重ねないレシピがおすすめです。

 

Q4:牡蠣のオイル漬けとコンフィは何が違いますか?

今回の作り方は、食材を油に浸してゆっくり火を通す点でコンフィに近い調理法です。

コンフィはフランス語の「confire(保存する)」が語源の調理法で、浸るほどの油に食材を入れて低温でじっくり火を通します。

油の膜に包まれることで保存性が高まり、低温加熱なので身がやわらかく仕上がります。

仕上げにローリエやタイムを加えると、よりコンフィらしい風味になります。

 

牡蠣のオイル漬けを生産者のレシピで作ってみませんか

牡蠣のオイル漬けは、炒めずにオイルへ浸して弱火で煮るだけで作れます。

下ごしらえで大根おろしを使い、塩をふって身を締めておけば、煮崩れせずにふっくら仕上がります。

保存は煮沸消毒した容器に入れ、牡蠣がオイルに浸った状態で冷蔵してください。そのままおつまみにするほか、パスタや炊き込みご飯にも使えます。

仕上がりを左右するのは、やはり牡蠣そのもの。

光栄水産の牡蠣は、魚つき保安林・生島(いきしま)と、名水・千種川(ちくさがわ)の栄養が流れ込む坂越湾で育ちます。

国と県から生食用海域として認められた清浄な海で育てた1年牡蠣を、紫外線滅菌海水で24時間浄化してから出荷しています。

短期間で育つ1年牡蠣は渋みやえぐみが少なく「クセがなくクリーミーですっきりとした甘み。牡蠣が苦手な人でも食べられる」と評判。

加熱しても身が縮みにくく、オイル漬けのように火を入れる料理とも好相性です。ぜひ一度ご利用ください。

▼光栄水産オンラインショップ

むき身生牡蠣
https://koeisuisan.com/shop/product_categories/mukimi

かきのオリーブオイル煮
https://koeisuisan.com/shop/products/oliveoil

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